各種填塞・修復材のpHおよびフッ素徐放性の経時的変化

doi:https://doi.org/10.11411/jspd1963.41.1_24

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タイトル(英)	Serial Changes in pH and Sustained; Fluoride Release in Various Types of Condensation and Filling Materials
アイテムタイプ	学術雑誌論文 / Journal Article_02
言語	日本語
キーワード	変化, フッ素徐放性, 填塞材, 修復材
キーワード(英)	Changes in pH, Sustained fluoride release, Condensation materials, Filling materials
著者	大須賀直人竹内瑞穂鬼澤良子勝木完司岩崎浩宮沢裕夫伊藤充雄
著者別名	Osuga Naoto Takeuchi Mizuho Onizawa Yoshihiko Katsuki Kanji Iwasaki Hiroshi Miyazawa Hiroo Ito Michio
抄録	フッ素徐放性を有する各種填塞・修復材のpHおよびフッ素徐放量の経時的変化を検討するために,pHメーターおよびイオンメーター使用し,各条件下で検討した結果以下の結論を得た.1.試験片を生理食塩水50ml中に浸漬させたものは,填塞材の中でpH値が著しく低下するものがみられ,フッ素も継続して徐放される傾向にあった.2.照射5日後に試験片をフッ素イオン濃度1000 ppmの溶液に浸漬させたものは試験片を生理食塩水に浸漬したものに比べフッ素徐放量が増加する傾向にあった.3.試験片を照射直後から1日毎に4℃ と60℃ の温度変化を与えたものは,生理食塩水50ml中に浸漬させたものに比べpHの値が低く,フッ素徐放量も増加する傾向にあった.4.生理食塩水50ml中に浸漬させ,照射5日後に試験片にサンドブラスト処理を行ったものは,フッ素徐放量が著しく上昇する傾向にあった.以上の結果より,フッ素徐放性を有する材料は,温度負荷や表面構造の変化により,フッ素の取り込みと放出を繰り返していることが示唆された.また,口腔内において温度やpH変化がみられる条件下でも同様な影響を受けることが推測できた.
雑誌名	小児歯科学雑誌
雑誌名(英)	The Japanese Journal of Pediatric Dentistry
巻	41
号	1
ページ	24 - 30
発行年	2003-03
出版者	(公社)日本小児歯科学会
ISSN	0583-1199
書誌レコードID	AN00116228
NII論文ID	10012157324
医中誌ID	2003259104
DOI	info:doi/10.11411/jspd1963.41.1_24
権利	© 日本小児歯科学会
情報源	雑誌掲載論文(電子版)
関連サイト	J-STAGE Free
フォーマット	application/pdf
著者版フラグ	publisher

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