@article{oai:mdu.repo.nii.ac.jp:00001824, author = {KISO, AKIKO and MATSUO, KAZUKO and ONOZAWA, SATOSU and SHIBATA, YUKINAGA and HASEGAWA, HIROMASA and FUJIMURA, SETSUO}, issue = {2}, journal = {松本歯学}, month = {Dec}, note = {application/pdf, Porphyromonas gingivalis の研究上使われる代表的な4株(ATCC33277,381,W50,W83)を用いて,病原因子と深い関係のある,RGP,KGP を含むプロテイナーゼ,ペプチダーゼおよびヘモグロビンとミオグロビン結合タンパクを通しての結合活性について比較検討した.プロテイナーゼに関して,4株ともにその産生が見られ,それぞれの株で3画分での分布状況を調べたところ,RGP,KGP,アゾコル分解酵素ともに,培養上清,粗抽出液,エンベロープの順に多かった.RGP,KGP に関しては,ATCC33277,381,W50で培養上清にほぼ60%ほど含まれていたが,W83では94%を含んでいた.これに反して,ペプチダーゼ(PTP,DPP−I,DPP−II,DPP−IV)は4株ともに培養上清には検出されず,そのほとんどが粗抽出液に認められ,数%のみがエンベロープに分布しており,ペプチダーゼには細胞外への分泌機構が作用しないものと思われる.いずれの株でもPTP 産生単位数がDPP のどれよりも高かった.菌体細胞のヘムタンパクへの結合もいずれの株でも見られたが,ともにpH 依存性が見られ,酸性で強く,中性,アルカリでは非常に弱かった.結合の度合いはヘモグロビンとミオグロビンでは違いはほとんど認められず,これはミオグロビンがヘモグロビン分子の四分の一から成っていることから当然と言えよう.他のヘムタンパク(チトクロームC,カタラーゼ)への結合も弱いながら観察された.}, pages = {126--130}, title = {Comparative studies on the formation of pathogenicity related enzymes and protein among four strains of Porphyromonas gingivalis}, volume = {39}, year = {2013} }