@article{oai:mdu.repo.nii.ac.jp:00002748, author = {増田, 裕次}, issue = {12}, journal = {難病と在宅ケア, Home Health Care for the People with Intractable Diseases}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 口から食事をとるときに, 必ず口の中で食物を咀嚼するという行動が必要になってきます. 咀嚼では, 上下の歯で食物を噛んで小さくしていますが, 咀嚼とは「噛む」だけでなく, 顎や舌が巧妙な運動を行い, 唾液(あるいは水分)と小さくした食物を混ぜて飲み込める(嚥下できる)状態にすることです. このような咀嚼運動について解説します. 「1. 咀嚼運動」摂食・嚥下のプロセスは5期モデルとして提唱され, 認知期, 準備期, 口腔期, 咽頭期, 食道期に分けられています. この5期モデルのうち, 口腔で行われる準備期と口腔期が広い意味での咀嚼と捉えることができます. 咀嚼により, 口腔内の食物が粉砕され, 唾液などの水分と混和されて食塊が形成され, 咽頭まで輸送されます. この食塊は嚥下できる状態のものである必要があります. 咀嚼では食物の粉砕を効率よく行うことと, 下顎が舌や頬粘膜と協調した運動を行い混和や移送が上手にできることが必要です.}, pages = {23--26}, title = {咀嚼運動のメカニズム}, volume = {22}, year = {2017} }