@article{oai:mdu.repo.nii.ac.jp:00002763, author = {小笠原, 正 and 笠原, 浩 and 穂坂, 一夫 and 渭東, 淳行 and 野原, 智 and 平出, 吉範 and 川島, 信也 and 渡辺, 達夫}, issue = {3}, journal = {小児歯科学雑誌, The Japanese Journal of Pediatric Dentistry}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 重症心身障害者に対する適切な歯科的健康管理の確立を目的とし,国立療養所に入院中の重症心身障害者140名について,歯科的管理を5年間にわたって行った後の翻蝕と歯周疾患について調査を行った.1.全面介助による1日2回のブラッシングが習慣化されていた.介助する時の職員のブラッシング方法は,64.3%が横磨きであった.2.介助によるブラッシングにおおむね適応している者は85.0%であった.しかし2.1%の者は,ひどく嫌がって前歯も磨かせなかった.3.平均OHI-Sは1.53で,部位別に清掃状態をみると,上顎前歯部唇面が最も良く,下顎左側臼歯部舌面が最も不良であった.4.1人平均DMF歯数は,12.51歯,DMF歯率48.2%であった.そのうち1人平均の未処置齲蝕歯は,2.07歯であり,歯科治療体制を含む歯科的健康管理の確立によって,齲蝕の問題はほぼ解決できていると思われた.5.歯肉増殖・肥大は,19.3%の者に認められた.そのうちフェニトイン服用者の歯肉増殖発現率は,38.5%であった.6.限局型歯肉退縮は,10.7%の者に認められ,下顎前歯部唇側歯肉に最も多く,介助者の横磨きとの関連が示唆された.7.歯周治療の要求度(CPITN)をみると,全く歯周治療の必要のない者は10.8%で,なんらかの治療が必要となる者は89.2%であった.}, pages = {732--740}, title = {歯科的管理5年後の重症心身障害者の口腔内所見}, volume = {28}, year = {1990} }