@article{oai:mdu.repo.nii.ac.jp:00002767, author = {笠原, 浩 and 大村, 泰一 and 松田, 厚子 and 中野, 潤三郎 and 外村, 誠 and 今西, 孝博}, issue = {1}, journal = {小児歯科学雑誌, The Japanese Journal of Pediatric Dentistry}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 乳前歯の修復治療を受けた2-7歳の小児歯科患者105名とその母親とを対象として,前歯の審美的影響についての意識調査を質問紙法で行い,下記の結果を得た.1.来院の動機として「痛くはなかったが,ムシ歯ができたのでその治療のため」と答えた者が全体の2/3近くもあり,母親の歯科的健康についての意識の向上がうかがわれた.2.約半数の者が,真先に治療してほしい部位として「上の前歯」を挙げた.また,その理由として「みっともないから」が,母親では3位,子ども自身では1位を占め,上顎前歯の審美的修復の要求が極めて強く存在することが明らかとなった.3.前歯の状態が子どもの心理や行動に及ぼす影響については,1-2歳児では必ずしも明らかではないが,3歳半以降では,ムシ歯や薬物塗布による黒変が消極的な行動特性と関係し,それがきれいに修復されることにより劇的な行動変化を生じることを認めた母親が少なくなかった.家庭や保育園などのエピソードが数多く報告され,特に子どもの対人関係において大きな影響があることが明らかにされた.4.圧倒的多数の母親が,子どもの前歯の状態が心理や行動に影響を及ぼすことが認め,「どんな子どもでもきちんときれいに」治してほしいと望んでいた.「乳歯だから齲蝕の進行抑制のみでよい」との答えはわずか2%にすぎなかった}, pages = {365--372}, title = {子どもの前歯についての意識調査 乳前歯の審美的修復の意義}, volume = {22}, year = {1984} }