子どもの前歯についての意識調査 乳前歯の審美的修復の意義

doi:https://doi.org/10.11411/jspd1963.22.1_365

子どもの前歯についての意識調査乳前歯の審美的修復の意義利用統計を見る

File / Name	License
本文
本文 (4.52MB) [ 26 downloads ]

タイトル(英)	Survey of Consciousness of Anterior Teeth in Children -Significance of Esthetic Repair of Anterior Deciduous Teeth
アイテムタイプ	学術雑誌論文 / Journal Article_02
言語	日本語
キーワード	乳前歯, 審美的修復, フッ化ジアンミン銀
著者	笠原浩大村泰一松田厚子中野潤三郎外村誠今西孝博
著者別名	Kasahara Hiroshi Ohmura Yasukazu Matsuda Atsuko Nakano Junzaburo Tonomura Makoto Imanishi Takahiro
抄録	乳前歯の修復治療を受けた2-7歳の小児歯科患者105名とその母親とを対象として,前歯の審美的影響についての意識調査を質問紙法で行い,下記の結果を得た.1.来院の動機として「痛くはなかったが,ムシ歯ができたのでその治療のため」と答えた者が全体の2/3近くもあり,母親の歯科的健康についての意識の向上がうかがわれた.2.約半数の者が,真先に治療してほしい部位として「上の前歯」を挙げた.また,その理由として「みっともないから」が,母親では3位,子ども自身では1位を占め,上顎前歯の審美的修復の要求が極めて強く存在することが明らかとなった.3.前歯の状態が子どもの心理や行動に及ぼす影響については,1-2歳児では必ずしも明らかではないが,3歳半以降では,ムシ歯や薬物塗布による黒変が消極的な行動特性と関係し,それがきれいに修復されることにより劇的な行動変化を生じることを認めた母親が少なくなかった.家庭や保育園などのエピソードが数多く報告され,特に子どもの対人関係において大きな影響があることが明らかにされた.4.圧倒的多数の母親が,子どもの前歯の状態が心理や行動に影響を及ぼすことが認め,「どんな子どもでもきちんときれいに」治してほしいと望んでいた.「乳歯だから齲蝕の進行抑制のみでよい」との答えはわずか2%にすぎなかった
雑誌名	小児歯科学雑誌
雑誌名(英)	The Japanese Journal of Pediatric Dentistry
巻	22
号	1
ページ	365 - 372
発行年	1984-03
出版者	(公社)日本小児歯科学会
ISSN	0583-1199
書誌レコードID	AN00116228
NII論文ID	130004632259
医中誌ID	1985021084
DOI	info:doi/10.11411/jspd1963.22.1_365
権利	© 日本小児歯科学会
情報源	雑誌掲載論文(電子版)
関連サイト	J-STAGE Free
フォーマット	application/pdf
著者版フラグ	publisher

Language

インデックスツリー

子どもの前歯についての意識調査乳前歯の審美的修復の意義利用統計を見る

Language

インデックスツリー

子どもの前歯についての意識調査 乳前歯の審美的修復の意義 利用統計を見る

子どもの前歯についての意識調査乳前歯の審美的修復の意義利用統計を見る