Item type |
学位論文 / Thesis or Dissertation正(1) |
公開日 |
2016-06-15 |
タイトル |
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タイトル |
CO2 レーザー照射はチタン上のヒト歯根膜線維芽細胞に対するリポ多糖(LPS)の影響を抑制し細胞の増殖および機能を回復させる |
言語 |
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言語 |
jpn |
キーワード |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
CO2レーザー |
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主題 |
気体レーザー |
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主題 |
チタン |
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主題 |
ヒト |
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主題 |
歯根膜 |
キーワード |
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主題 |
歯周組織 |
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主題 |
線維芽細胞 |
キーワード |
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主題 |
リポ多糖類 |
キーワード |
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主題 |
LPS |
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主題 |
Lipopolysaccharides |
キーワード |
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Other |
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主題 |
再生 |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 |
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資源タイプ |
doctoral thesis |
アクセス権 |
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アクセス権 |
open access |
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アクセス権URI |
http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 |
その他(別言語等)のタイトル |
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その他のタイトル |
CO2 laser radiation restores the growth and function of human periodontal ligament fibroblasts affected by lipopolysaccharide (LPS) on titanium |
著者 |
若林, 庸生
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著者別名 |
Wakabayashi, Tsuneo
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
【目的】インプラント周囲炎に対して、レーザーを用いた外科治療が応用されるようになってきた。しかし、レーザーがどのようにインプラント表面や歯肉組織に影響を与えるかを記載した報告は少ない。そこで本研究では、CO2レーザー照射がチタン材料研磨表面と粗造表面の表面形状にどのような影響を及ぼすかを解析した。チタン研磨面と粗造面上で培養したヒト歯根膜線維芽細胞に対するCO2レーザー照射の影響を解析した。さらに、リポ多糖(lipopolysaccharide、LPS)で処理した後にCO2レーザーを照射し、細胞数と細胞機能の回復を評価した。【材料および方法】チタン板(JIS Grade 2)を研磨処理あるいは粗造処理に供した。これらのチタン板にCO2レーザーを出力20w/秒にて60 秒間照射し、チタン表面の形状変化を共焦点レーザー顕微鏡にて観察した。また、研磨および粗造チタン板上でヒト由来歯根膜線維芽細胞を培養し、それにCO2レーザーを出力20w/秒にて60 秒間照射した。CO2レーザー照射3日後と7日後の細胞を観察した。また、チタン板上で培養したヒト歯根膜線維芽細胞をLPS(100ng/ml、1μg/ml)で3日間処理し、そこでCO2レーザーを照射した(出力20w/秒、60秒間)。CO2レーザー照射3日後と7日後の細胞を観察した。4',6-diamidino-2-phenylindole (DAPI)染色により細胞数を評価した。細胞付着状態はアクチン染色によって評価した。I型コラーゲンおよびvascular endothelium growth factor (VEGF)の遺伝子の発現はreverse transcription-polymerase chain reaction (RT-PCR)法で、またそれらのタンパク質発現は免疫染色法で観察した。【結果】①CO2レーザー照射により、チタン研磨面および粗造面に形状変化は認められなかった。②CO2レーザー照射により、チタン研磨面および粗造面上のヒト歯根膜線維芽細胞の細胞数は3日目に減少したが、7日目では研磨面および粗造面の表面全体はヒト歯根膜線維芽細胞で覆われていた。LPS添加により、チタン研磨面および粗造面上のヒト歯根膜線維芽細胞の細胞増殖は7日目まで抑制されていた。一方CO2レーザー照射群7日目では、LPSによる細胞増殖抑制から回復していた。④I型コラーゲンのmRNA発現は、LPS添加により低下したが、CO2レーザー照射群では培養日数に比例して増加した。VEGFのmRNAとタンパク質発現もLPS処理群では低下したが、その抑制はCO2レーザー照射により解除された。チタン研磨面上および粗造面上で培養した細胞において、これらの傾向は同様に認められた。【考察】研磨および粗造のチタン表面へのCO2レーザーの照射は、それらの表面形態に変化を与えなかったことより、CO2レーザー照射はチタン表面の形状変化を誘導しないと結論された。また、LPS はヒト歯根膜線維芽細胞の増殖や機能を抑制することが示された。CO2レーザーの照射はLPSによるヒト歯根膜線維芽細胞への影響を抑制し、細胞増殖および機能発現を回復させた。チタン研磨面上および粗造面上で培養した細胞において、これらの傾向は同様に認められた。以上より、チタン表面へのレーザー照射は、チタンの表面形状を変化させるとなく、周囲の細胞の増殖と分化を促進し、組織再生に必要なコラーゲン産生や血管形成を促すことが示唆された。【結論】CO2レーザー照射は、インプラント表面の形状を変化させることはなく、周囲の細胞の増殖と分化を促進する可能性が示された。 |
フォーマット |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
application/pdf |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
VoR |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |
学位授与年度 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
2015 |
報告番号 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
甲第191号 |
学位授与番号 |
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学位授与番号 |
甲第191号 |
学位授与年月日 |
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学位授与年月日 |
2016-02-05 |
学位名 |
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学位名 |
博士(歯学) |
学位授与大学 |
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学位授与機関名 |
松本歯科大学 |