Item type |
学位論文 / Thesis or Dissertation正(1) |
公開日 |
2019-07-23 |
タイトル |
|
|
タイトル |
新規レーザー表面加工チタンインプラントに対する生体適合性について―細胞および組織適合性の検討― |
言語 |
|
|
言語 |
jpn |
資源タイプ |
|
|
資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 |
|
資源タイプ |
doctoral thesis |
アクセス権 |
|
|
アクセス権 |
open access |
|
アクセス権URI |
http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 |
その他(別言語等)のタイトル |
|
|
その他のタイトル |
Biocompatibility for the new lasering surface titanium implant:Examination for cell andtissue reaction |
著者 |
森, こず恵
|
著者別名 |
Mori, Kozue
|
抄録 |
|
|
内容記述タイプ |
Abstract |
|
内容記述 |
【目的】本研究では,インプラント体表面への歯周組織との接着性を高めることによりインプラント維持機能を永続させるインプラント体を開発することを目的として,G4チタンで作製したインプラント体表面にレーザーによるマイクロ形状加工を行い,in vitroにおける細胞の変化およびin vivoにおける骨形成の状態について組織学的観察を行った.【方法と結果】 機械研磨(MS),ブラスト加工(BL),ディンプル状レーザー加工(WL)されたG4チタンプレートにヒト未分化間葉系幹細胞(hMSC)をhMSC分化培地で1-14日間培養した.培養終了後,MTT assayにて細胞増殖能,Ⅰ型コラーゲンおよびアクチン染色にて細胞の付着状態と形態について観察をした.また,一部よりmRNAを抽出しRT-PCRにてⅠ型コラーゲン,VEGF,インテグリンα5,オステリックスの遺伝子発現を解析した.その結果,hMSCは,MS,BLおよびWLの何れのチタン表面形状においても,3,7,14日後においてミトコンドリア代謝活性に有意な変化を示さなかった.また,hMSCの形態は,MSでは研磨溝に沿って扁平に細長く伸展し,BLでは方向性なく不定形に伸展し,一方,WLでは細胞がディンプルの形状に一致して入り込むように存在し円形を呈していた.また,インテグリンα5,VEGF,I型コラーゲンおよびオステリックスのいずれの遺伝子においてもWLはMSおよびBLに比べて有意な発現の上昇を示した.動物実験ではφ3.0㎜×長さ5.0㎜のインプラント体に,MSおよび WLを施し,日本家兎(17-19週の3.0㎏,雌)の大腿骨骨幹部へ埋入した.埋入後,3および7週でインプラント体を周囲組織とともに摘出し,光重合レジンに包埋後非脱灰研磨切片を作製し組織学的に観察した.その結果,WLではMSに比べて埋入後3週より内骨膜側からインプラント体周囲に新生骨形成の有意な増加を認めた.【結論】 以上より,WLはこれまでに例にない特異な加工表面形状であり,種々の細胞培養の基盤として,また生体材料として組織への適合や接着および機能発現に効果を発揮する可能性が期待される. |
フォーマット |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
application/pdf |
著者版フラグ |
|
|
出版タイプ |
VoR |
|
出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |
学位授与年度 |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
2018 |
報告番号 |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
甲第215号 |
学位授与番号 |
|
|
学位授与番号 |
甲第215号 |
学位授与年月日 |
|
|
学位授与年月日 |
2019-03-14 |
学位名 |
|
|
学位名 |
博士(歯学) |
学位授与大学 |
|
|
|
学位授与機関名 |
松本歯科大学 |