Item type |
学位論文 / Thesis or Dissertation正(1) |
公開日 |
2015-07-15 |
タイトル |
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タイトル |
Panoramic radiography measurements, osteoporosis diagnoses and fractures in Japanese men and women |
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言語 |
en |
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言語 |
eng |
キーワード |
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言語 |
en |
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主題Scheme |
Other |
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主題 |
mandible |
キーワード |
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en |
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Other |
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主題 |
cortex |
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en |
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Other |
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主題 |
panoramic radiography |
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en |
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Other |
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主題 |
osteoporosis |
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en |
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Other |
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主題 |
fracture |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec |
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資源タイプ |
thesis |
その他(別言語等)のタイトル |
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その他のタイトル |
日本人男女におけるパノラマX 線写真上の指標と骨粗鬆症診断および骨粗鬆症性骨折との関係 |
著者 |
Yamada, Shinichiro
Uchida, K
Iwamoto, Y
Sugino, N
Yoshinari, N
Kagami, H
Taguchi, A
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著者別名 |
山田, 真一郎
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
【目的】パノラマX 線写真による骨粗鬆症スクリーニング指標は腰椎や大腿骨頚部などの骨密度、あるいは骨代謝マーカーと密接に関係することが世界中で多数報告されている。一方、骨粗鬆症のアウトカムである骨折との関係については、海外の2 つの報告では「関係あり」、国外の1 例および国内の1 例では「なし」とされており、未だ真偽が明確になってはいない。本研究では、病院を受診してパノラマX 線写真を撮影した患者をベースとした病院ベース多目的コホートを作成し、パノラマX 線写真による骨粗鬆症スクリーニング指標と骨粗鬆症診断歴(未骨折者)および骨粗鬆症性骨折歴との関係について検討を行った。【対象および方法】松本歯科大学病院を2007~2013 年に受診し、歯科治療のためパノラマX線写真を撮影した40 歳以上の患者2186 名に対して、骨粗鬆症を初めとする種々の全身疾患や栄養摂取状況、生活習慣に関する質問表と質問に関する同意書を送付し、回答が得られた1021 名(男性371 名、女性650 名) を分析した。本研究は松本歯科大学倫理委員会の承認(0152 号) を受けて行われた。書類を送付した全ての患者のパノラマX 線写真について、経験年数24年の歯科放射線専門医が骨粗鬆症スクリーニングの皮質骨形態指標をこれまでの報告に従い、3 型( 1 型:正常、2 型:軽度~中等度粗鬆、3 型:高度粗鬆) に分類した。骨粗鬆症診断歴( 未骨折) および骨粗鬆症性骨折歴を各々独立変数として、近年WHO で開発されたFRAXⓇ の骨折リスク因子を考慮して、年齢、性別、体格指数、喫煙歴、関節リウマチの有無、糖尿病の有無および現在歯数を共変量として、二項ロジステイック解析により、骨粗鬆症スクリーニング指標との関係を評価した。また1型を正常として、2 , 3 型をスクリーニングリスク指標とした場合の感度、特異度、陽性予測率( PPV ) 、陰性予測率(NPV) 、尤度比(LR) を評価した。加えてROC 解析により両者におけるスクリーニング能力を評価した。【結果】同意により質問表の回答が得られたのは1021 名、非同意(死亡含む)及び未回収により回答が得られなかったのは1165 名であった。同意者のうち男性は371 名、女性は650 名であり、未回答者よりも男性が有意に多かった( P <0 .001) 。同意者の平均年齢(±標準偏差)は64. 6 ( ±10. 6 )歳であり、未回答者よりも有意に高かった( P < 0.001 ) 。両群の平均現在歯数および皮質骨形態指標分布に有意差は見られなかった。未骨折の骨粗鬆症診断歴を有する88 名の被験者では、皮質骨形態指標のオッズ比は1型に比して、2 型で1 .40(95%信頼区間[ C I ]、0 .76- 2.58) 、3 型で2.64(95%CI、1 .38- 5 .03) であった。一方で、骨粗鬆症性骨折歴を有する55 名の被験者では、2 型で0 .83(95%CI、0 .41- 1.66) 、3 型で1 .13(95%CI、0 .51- 2 .49) であった。未骨折の骨粗鬆症診断を有する被験者のスクリーニング能力の感度は75. 0 % と比較的高かったが、骨粗鬆症性骨折を有する被験者の感度と特異度は58% 前後と低い値であった。骨粗鬆症診断を有する被験者のPPV は14. 9 % 、NPV は96. 2 % 、LR( + ) は1 .86 およびLR( - ) は0.42 であった。一方で、骨粗鬆症性骨折を有する被験者については、PPV が7 .2% 、NPV が96. 0 % 、LR( + ) が1.37 およびLR( - ) 0 .73 となっていた。骨粗鬆症診断を有する被験者のROC 解析における曲線下面積(AUROC) は0 .71(P<0.001)であったが、骨粗鬆症性骨折を有する被験者のAUROC は0 .60(P= 0 .015)であった。【考察】病院ベースコホートには選択バイアスが存在するものの、本結果からは、パノラマX 線写真における下顎骨皮質骨形態指標は未骨折の骨粗鬆症診断歴とは関係を有するが、骨粗鬆症性骨折既往とは関係を有さない可能性が示された。日本人を対象にした場合、パノラマX 線写真による皮質骨形態指標は、骨粗鬆症と診断される患者をスクリーニングするのには適するかもしれないが、骨粗鬆症性骨折のリスクを有する患者はスクリーニングできないかもしれない。 |
書誌情報 |
en : Oral Diseases
巻 21,
号 3,
p. 335-341,
発行日 2014-04
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情報源 |
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関連名称 |
雑誌掲載論文(電子版) |
ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
1354-523X |
書誌レコードID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AA11044105 |
権利 |
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権利情報 |
© 2014 John Wiley & Sons A/S. Published by John Wiley & Sons Ltd |
関連サイト |
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識別子タイプ |
URI |
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関連識別子 |
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/odi.12282/abstract |
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関連名称 |
Wiley Online Library |
PubMed番号 |
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関連タイプ |
isIdenticalTo |
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識別子タイプ |
PMID |
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関連識別子 |
info:pmid/25135460 |
DOI |
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関連タイプ |
isIdenticalTo |
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識別子タイプ |
DOI |
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関連識別子 |
https://doi.org/10.1111/odi.12282 |
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関連名称 |
info:doi/10.1111/odi.12282 |
フォーマット |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
application/pdf |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
VoR |
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出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |
学位授与年度 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
2014 |
報告番号 |
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内容記述タイプ |
Other |
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内容記述 |
甲第168号 |
学位授与番号 |
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学位授与番号 |
33602甲第168号 |
学位授与年月日 |
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学位授与年月日 |
2015-02-05 |
学位名 |
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学位名 |
博士(歯学) |
学位授与大学 |
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学位授与機関名 |
松本歯科大学 |