Item type |
学位論文 / Thesis or Dissertation正(1) |
公開日 |
2022-06-20 |
タイトル |
|
|
タイトル |
歯周組織におけるWnh/β-cateninシグナル陽性細胞の分布 |
言語 |
|
|
言語 |
jpn |
資源タイプ |
|
|
資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 |
|
資源タイプ |
doctoral thesis |
アクセス権 |
|
|
アクセス権 |
open access |
|
アクセス権URI |
http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 |
その他(別言語等)のタイトル |
|
|
その他のタイトル |
Localization of Wnt/β-catenin signal-positive cells in periodontal tissues |
著者 |
加藤, 大樹
|
著者別名 |
Kato, Daiki
|
抄録 |
|
|
内容記述タイプ |
Abstract |
|
内容記述 |
[要旨]Wntは分泌性の糖タンパク質であり,近年Wntシグナルが骨形成に重要であることがわかってきた.歯周組織の維持や改造にもWntシグナルが関与することが報告されている.しかし,生理的状態において,Wnt/β-cateninシグナル陽性細胞が歯根膜を含む歯周組織のどこに分布するか,また,その分布が加齢により変化するかどうかは未解明な部分が多い.本研究では,Axin2CreERT2-tdTomatoマウス(4週齢,6週齢,30週齢,48週齢)を用いて,歯周組織におけるWnt/β-cateninシグナル活性化細胞を観察した.Wnt/β-cateninシグナルの活性化は,その標的遺伝子であるAxin2が発現すると赤色蛍光タンパク質であるtdTomatoが発現することを指標にした.タモキシフェン(TAM)投与後3日において,Axin2の発現は,4週齢および6週齢では根尖部歯根膜,根管歯髄,根間中隔部歯槽骨および歯肉上皮部に多く認められた.しかし,30週齢マウスでは,Axin2発現細胞は減少しており,48週齢マウスでは,その発現はわずかであった.TAM投与後30日では,Axin2の発現細胞がすべての週齢において増加したものの,48週齢マウスではAxin2発現細胞の増加をわずかに認めるのみであった.Axin2発現細胞は,細胞増殖マーカーであるKi67を発現した.つまり,Axin2発現細胞は細胞増殖活性が高いことを示唆する.加齢に伴いAxin2陽性かつKi67陽性細胞は減少した.一方,加齢に伴い,歯槽骨2におけるSclerostin陽性骨細胞が増加した.以上よりWnt/β-cateninシグナル陽性細胞は,歯根膜,歯肉上皮,歯槽骨といった歯周組織や歯髄に分布し,細胞増殖が旺盛であることが示唆された.また,加齢に伴い,歯骨でのSclerostin発現が増加するため,Wnt/β-cateninシグナル陽性細胞が減少する可能性が示唆された.若齢マウスでは,根尖部歯根膜と根尖部歯髄象牙芽細胞でWnt/β-cateninシグナルが強く活性化されていた.加齢に伴い,Wnt/β-cateninシグナル陽性細胞とその細胞増殖は顕著に減少した |
フォーマット |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
application/pdf |
著者版フラグ |
|
|
出版タイプ |
VoR |
|
出版タイプResource |
http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |
学位授与年度 |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
2021 |
報告番号 |
|
|
内容記述タイプ |
Other |
|
内容記述 |
甲第243号 |
学位授与番号 |
|
|
学位授与番号 |
甲第243号 |
学位授与年月日 |
|
|
学位授与年月日 |
2022-01-31 |
学位名 |
|
|
学位名 |
博士(歯学) |
学位授与大学 |
|
|
|
学位授与機関名 |
松本歯科大学 |